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尾崎憲一という人物をご存知でしょうか。近頃ふいに尾崎氏のことを思い出しました。

考えてみると、驚くほど共通点がある二人の人生です。
まだインターネットという言葉すらネットに詳しい人以外は知らなかった時代、尾崎氏はパソコン通信の草の根BBSを運営していました。

いわゆるネットオタクです。当時の尾崎氏は東芝の技術系の社員。仕事でUNIXもいじっていた。道楽者のため、借金重ね、自己破産寸前。(と自分で本に書いてる)。

で、インターネット接続料金の高さに怒り、こんな程度なら俺がやったほうがましじゃないか?と思ったという。
その後思いつきで、インターネットマガジンの創刊号に間に合うように、プロバイダの会員募集の広告をほのぼのレイクで50万借りて出した。
年会費を申込者から先に徴収し、その金でモデムなど購入してプロバイダサービス開始した。最初の申込者はお金振り込んで一ヶ月間、開業を待ったという。絵に描いたような自転車操業である。
年会費については、何の計算もせず、自分がユーザーならこの金額までなら出せる。という金額にした。「」だったという。1994年のことです。広告ははっきり言って怪しい、荒廃したイメージだったが、何か惹かれるものがあった。根拠のない期待感のようなもの。

それがベッコアメインターネットという会社。ベッコアメは人気があった。なぜかというと、とにかく安くて自由だったから。たしか年間3万で使い放題。他社は従量制で、普通に使ってたら安いとこでも年間10万くらい軽く必要だった。
ヤフーBBがADSLの価格破壊をしたことは有名だけど、そんなのよりはるかにベッコアメのほうが衝撃度は高かった。

個人向けにホームページスペースを無料で開放したのはベッコアメが初めて、格安で使い放題の上にホームページにて世界中にいろんなメッセージ、画像を発信できる!

今では当たり前のようにできることだけど、興奮ものでしたよ。尾崎氏が個人向けに道を切り開いてくれたのです。
名の通った大手にも勝ち、怒涛の勢いで、1年未満で日本一のプロバイダの地位までのぼりつめたベッコアメ。
社長自らシステムを組み、WEBMAILも自作した、ほんとネットオタクの鏡でした。

そんなこんなで、尾崎氏は、インターネットの革命児、寵児ともてはやされ、インターネット関連の報道があるたびにテレビに出る名物社長となった。

豪華な社員旅行に行き、社長はランボルギーニと億ション購入、衛星インターネット事業がしたくて衛星購入、(ユーザーの起こしたわいせつ事件による)本社への警察の強制捜査。さかんに言っていたのがユーザー第一主義。それとページビュー○○○万!って数字。

非常に自由度の高いホームページサービスの提供。
(当時は超大容量な)ホームページスペース30MB
画期的なwebmailシステム
海外接続ポイント提供
フリーのアクセスカウンター提供
ホームページランキング制度
などなど、面白いサービスばんばんだした。

ベッコアメが大好きで熱狂的な応援してる者多かった。

反面、サイトが重い、わいせつなサイトばかりだ何とかしろ、豪華な車買う金あればサーバ増強しろ等のユーザーからの批判も数多くあった。(ライブドア株主の批判と似てる)

ゲームを提供したり求人情報載せたり、たぶんベッコアメもポータルサイトのようなことしたかったんだろう。他の中小のプロバイダがばたばたと潰れていく中では頑張っていたと思う。

が、ISDN、PIAFS、ADSL等々設備投資が必要になり、パソコン通信大手のnifty、biglobeなどの進出もあり、資本力のないベッコアメは段々沈んでいく。

栄枯盛衰。日本一のプロバイダだったベッコアメも、ISP事業はGMOに売却された。思えば94〜97年がベッコアメの絶頂だった。そういえば携帯向けのメール配信システムの件でライブドアとの提携もありました。どうせならライブドアにISP事業売ってくれればよかったのにな。

私はいまだにベッコアメユーザーですが、もう意地みたいなものですよ。今年で10年目。ブランド名は残っているものの、中身がGMOに売却されてからはメール重いしwebmailも廃止になるしで改悪ばかり。何もいいことありません。


ちなみに尾崎氏はある不祥事でベッコアメを追われ、しかもムイチモンになる。(堀江氏は今このあたりに近いですね)




・・・しかし! 尾崎氏は奇跡の復活を遂げているのです。

http://www.freefolks.com/interview.html
> 残金3000円。泊まる家もなく、車で寝泊まりした。

この状態からまたランボルギーニや億ションが買えるまでに復活ですよ。まじすごい。


  二人の共通点

ネットオタク
思いつきや勘で事業を始める
事業の超急成長
豪遊して批判浴びる(肯定派もいる)
宇宙に興味
ユーザー(株主)第一主義
テレビによく出た
著書・執筆多数
強制捜査でマスコミ大騒ぎ
不祥事で社長職を追われる

ここまで似てるなら、ホリエモンも絶対復活してくれる!
尾崎氏の復活は私にそう確信させてくれます。

でもベッコアメの復活はないな。ブランド残ってるだけでも嬉しいけど。
なのでライブドアはコアビジネスをきちんと示し生き残ってほしい。ポータルやブログの売却は絶対にあってはならないシナリオです。

インターネットビジネスは楽じゃない
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ベッコアメの奇跡―インターネットの風雲児
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